
開発の仕事
検査装置の根幹を担うソフトウェア・ハードウェアの開発が主な仕事です。
ソフトウェア開発では、検査装置の基盤となるソフトウェアの開発やお客様のニーズに合わせたカスタマイズを行います。AI技術を駆使した革新的なソリューションを生み出すほか、お客様の要望に合わせた最適なシステムを納入しています。



ハードウェア開発では、検査装置で使われる画像処理ボードや周辺機器の回路設計、FPGAを用いた画像処理等の開発が主な業務になります。工場で使用する検査装置を構成する製品の設計になるので、最低でも10年以上、毎日動くものを作らないといけないので、信頼性向上、品質確保を重要視しています。
さらに、開発したソフトウェア・ハードウェアの技術サポートやメンテナンスを行い、システムの長期的な運用を支援します。お客様からのフィードバックを基に、継続的に改善を進めています。


求められるスキル
- 論理的思考力がある
- 好奇心や探求心、学習意欲が強い
- 物事を俯瞰的に捉えることができる
INTERVIEW

現在は画像処理ボードや検査装置周辺機器のプリント基板回路の設計をはじめ、テスト、量産化、トラブル対応まで広範囲の業務を担当しています。設計した製品を最後まで面倒を見られるのは大きなやりがいを感じる一方で、納品時やトラブル対応時にはお客様のもとで作業を行うので大変な面もあります。
納品後の検査装置に何らかのエラーが起こった場合は、まずお客様から動作ログを提供していただき、解決の糸口を見つける作業から入ります。リモートで解決できる場合もあれば、現地に足を運んで解決せざるをえないケースもあり、これまで日本各地はもとより中国やタイにも行きました。電源品質が悪かったり電気ノイズが多い、あるいは腐食性ガスがあるなど過酷な現場環境も多く、現場に行くまで原因を特定できないことも多々あります。検査装置のエラーはお客様の損失にも繋がる一大事ですので、現場では丁寧かつ誠実なコミュニケーションを心がけ、速やかに問題解決できるよう心掛けています。



設計をする際はいつも「製品寿命まで壊れずに安定して動く製品を生み出す」と意識しています。製品仕様の検討から製作、納品まで、ひとつのプロジェクトを完了させるまでに数年を要することもありますが、回路設計の技術は常に進化しています。業界の最新情報を仕入れるため、専門誌や展示会、セミナーなどを積極的に活用しています。
この会社が求めている人材は、真面目にコツコツと積み上げるタイプの方だと思います。他部署やお客様と密なコミュニケーションを取りつつトレンドを意識したものづくりで、メック・クオリティを守り続ける人たちに来ていただきたいですね。
TIME SCHEDULE
ある一日の流れ
9:00
出勤、朝礼
技術部にて朝礼。各人のスケジュールをすり合わせ、連絡事項や共有すべき情報があればメンバー間で話します。
9:30
ログ解析
前日に上がってきたトラブル対応。クライアントから送られたログを解析し、リモートで不具合解消できるかを検討。
12:00
昼休み
毎日決まった時間に休憩をとります。
午後の仕事に向けてしっかりリフレッシュ。
13:00
設計業務
回路設計、FPGAを用いたロジック開発を行います。
回路設計では、ICのデータシートを確認し、コスト、寿命、発熱を考慮し、最適な部品を選定します。FPGA開発では、主にAMDデバイスをVerilog言語を用いて開発します。
17:50
終業、退勤
明日の作業内容を確認して19時までに退勤します。客先対応している場合は作業完了後にそのまま直帰することも。





